マッチングアプリとアラサー

 

マッチですらめんどくさくなってくる干物ゲイ

 

 

マッチングアプリって労力使うよね

先日、マッチングアプリでマッチした。

 

 

たいていアプリのマッチング機能というのは、毎日表示できる人数が決まっており(課金すれば増える)

その決められた人の中からプロフィール、写真を見ていいなと思う人を判断する。

表示されている写真の下には「Good」ボタンと「Bad」ボタンがあり、どちらかにスワイプすれば自分はこの人が好きだと送信される。

そして、もし相手が同じように自分のことをいいなと思ってくれていたら、晴れてマッチ成功というわけである。

マッチするまでは相手が自分のことを好きなのかは分からないため

たとえ微妙な中間な人にあったとしても向こうが自分を好きなのかは分からない。

そして、いったん判断した人が再び表示されることはない。

まさしく一期一会の一発勝負。

なので、自分のタイプの男性とマッチした時の喜びはひとしおである。

ファスト思考の現代のファストお見合いだ。

 

この判断するという作業は、意外と労力を使う。

もちろんアプリを使用している以上、好みの人と会いたい!

という欲求は誰にでもある。

しかし、毎日更新される数多の人の写真とプロフィールを見ることは容易ではない。

特に疲れている際は、めんどくささが勝ってしまい、最後まで見る余裕もないのだ。

人事ってこういうお仕事なのかな。

 

写真は、うーん、まあかっこいいかな

プロフィールはっと

アウトドアが好きで年上好きかー、自分とは合わなさそうだな

悪くないけど×にしとこう

 

こんな判断を毎日繰り返し行うわけである。

いい人に出会うためとはいえ、一日の判断能力キャパシティを削られていることは確かだろう。

なので、タイプの男性とマッチするということは、わりと喜ばしいことだった

 

マッチしても続かないアラサー

しかし、最近マッチしたところで、だからなんだという感情が強くなった。

 

いや、もっとぶっちゃけると、めんどくさくなった。

 

あれだけ毎日、選択の繰り返しをしておいて、何をいってるんだという話だ。

もちろん最初のころは嬉しかった。

こんなかっこいい人とマッチして、いいんですか!?

みたいな出会いもあった。

ゲイという特性上、出会いというのはかなり限られている。

そんな中で、お互いが少なからず好意を抱いている人に巡り合うのはかなり難しい。

嬉しい以外の感情をもつことなんてあるのだろうか?

こんな自分とマッチしていただけるなんて光栄なんじゃないか?

自分でもそう思う。

むしろ、相手がいいなと思ってくれているのにめんどくさいと思うのは失礼にあたるんじゃないか?

礼儀がなってない気もする。

 

しかし、最近マッチしたところで、何も始まらないことに気づいた。

 

9monsters(ゲイのマッチングアプリ)では、マッチすると最初に自動メッセージが送信される。

あらかじめ設定しておいたメッセージがマッチされた瞬間にお互いに届くのである。

大抵、初期設定から変えてない人が多いので

「こんにちは!」

が一番多い。

ちょっと凝ってる人になると

「初めまして!マッチありがとうございます!」

とか。

なかにはテレフォンサービスばりの、番号選択で自分と何がしたいのか教えてくれというものもあった

(面白いメッセージだけど、インスタントすぎる気がしてちょっと微妙だった)

 

 

自分は、変に力を入れてる感も嫌だし、その後の発展性も含め、初期設定から変えていなかった。

「マッチありがとうございます! ~~~~」

みたいなメッセージをマッチした後に送れるのが一種の強みだと考えていたのだ。

しかし、最近そのメッセージすら無視されることが多くなった。

まがりにもマッチした者同士。

例え返しづらいメッセや、きっしょいメッセだとしても

最初のやり取りぐらいは続くものだと思っていた。

ある程度やり取りしたうえで続かなくなったり

もともと興味がない人からのメッセなら

無視されたところで、まあまあ理解できるところはある(自分も割と心当たりがあるので)

ゆえにマッチした後すぐのメッセを無視するとは、なかなかに悲しいものがある。

 

 

これだけなら、マッチしたところでめんどくさいと思うのは早計かもしれない。

世の中にはいろんな人がいるわけで、たかがメッセを少し無視されたぐらいで、何をいっているんだ?

という意見もあるだろう。

だがしかし、最近ではマッチした後にアルバム申請をすぐしてくるという人もいた。

※アルバム申請とは、リクエストすることで見れる相手の秘密写真みたいなもの(たいていエッチなものが多い)

いや、と。

待て待て、と。

アルバム写真がそんなすぐ見れると思いですか?、と。

 

僕の認識が間違っているのだろうか?

アルバム写真を設定しているのが悪いのだろうか?

そもそもアルバム写真とは、そんなすぐ見せれるものなのだろうか?

一言ぐらい断りがあったとしてもいいんでない?

 

最近の常識が分からないので、僕は最初のころは見せていた。

しかし、返信されるメッセージは

「ありがとうございますw」

など、返答に困るようなものばかり。

お前が始めた物語だろうが。

そこで上手に答えられるコミュ力がない自分も悪いのかもしれないが、これでは見せている自分が馬鹿みたいではないか。

 

 

そんなことが続いたので、マッチしたところで期待しなくなった。

マッチした時に一喜一憂していたガキンチョの僕はいなくなったのである。

今日もマッチ後すぐにアルバム申請がきたが、めんどくさいという感情しか出ない。

しかし、負の感情に流されてはいけない。

待つだけではなく自分からメッセする積極性を失ってはだめだよな

と、決意して今日もメッセを送る日々なのである。

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